今年初めての文学講座の日でした。今日は水上勉さん。
今日は「雁の寺」「ブンナよ、気からおりてこい」の2作品、講師はいつもの武藤清吾先生(琉球大学名誉教授)です。
水上勉さんは暗い人というイメージでしたが、その奥にある情感が素晴らしい、、、再発見でした。全集は全24巻。作品にはいつも自分のイメージの人(動物?)が出てきます。貧しかった故郷を恨みながらも母を慕う強い気持ちがあふれていると感じました。
劇団青年座のミュージカルとしての表現もご紹介いただきました。弱肉強食の時代にも大地に足をしっかりとつけて進んでいこうという思いが感じられるという事でした。


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