平泉寺白山神社
福井県勝山市
平泉寺は白山(2702m)の登拝口に開かれた山岳寺院。
創建は717年・・・古いです~!(・oノ)ノ
白山を開山した人は泰澄。
・・・・彼の枕に白山の神が立ったので白山に登ろうと決心したと云う・・・
中世後期には
白山信仰の拠点寺院として大きく勢力を増していき、
最盛期には48社、36堂、6000の僧侶の住居が
寺内に点在ヾ(.;.;゚Д゚)ノ
しかし、1574年の一向一揆で敗れ、全山焼失。
歴史って、なんか、悲しいですね~
平成に入っての発掘調査が行われ、
かつての境内が東西12km、南北1kmの広さである事がわかってきて・・・
広い~~
観光化された神社とは違い、 訪れる方もまばらです。
それだけに、この静寂感・・・
ふと、当時に思いを馳せ、
栄枯盛衰が何とも言えず悲しい気持になりました。
境内、裏山へ登るだけでも、一日がかり
尾根上には白山山頂への登拝道である白山禅定道になっています。
発掘された当時の石畳の道を歩く事もできました。
小雨が降った後、苔が滑るのも風情でした・・・
二の鳥居。その向こうに拝殿が。屋根が付き、扁額には「白山三所大権現」
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コメント
おはようございます(*^_^*)
色々詳しく書いてあり大変勉強になりました。
さすが白山神社大本山、往事はすごい寺院だったのですね。
鳥居は独特で風格があり、杉の木の大きいこと(^_^;)
そのまま歴史を感じさせますね。
奈良時代、創建はすごいです。
しかしここも同じ仏教徒、一向宗に焼かれたのですね。
神仏習合のように日本人はあまり宗派にとらわれなかったのでしょうけれど、一向一揆は激しかったですね(^_^;)
とてもいいところに行かれたと思います(*^_^*)
投稿: KOZOU | 2011/10/21 04:32
KOZOUさん
本当に当時の勢力の強さを
再発見しました。
400年ほど前に再建されたとはいえ、
充分貫禄がありましたよ。
訪れる人も殆どない、
ふと・・・タイムスリップして、
その当時に思いを馳せる。
ここを築いた多くの労働者の姿が
目に浮かぶようでした。
投稿: ふぅ | 2011/10/22 02:50