美濃路
11月も終りのころ、脇街道「美濃路」の萩原宿から起宿までを歩いて、この道が盛んだった頃を偲んできました。
「美濃路」は東海道宮宿(熱田)と中山道樽井宿を結ぶ脇道街道。
東海道の難所、鈴鹿峠や桑名宿から宮宿の間の海上「七里の渡し」を避けるための脇道です。
取り残されたようなこの街道を歩いてみて、古い建物から機織り・・・手織り・・・の音が聞こえてきたり、自転車でお豆腐やさんが廻っているのに出会ったり、のどかなよき時代を思い出したりしました。
活気があったこの街道を今偲べるのは国指定史跡「冨田一里塚」の大榎。渡し場の跡、その他は史跡跡の標識が殆どです。
街道の歴史を知り、当時を偲ぶ、良い経験ができました。
慶長年に植えられた榎と本陣跡、林家のお庭です。
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コメント
おはようございます。
また充実した時を過ごされたようで良かったですね。
身近なために案外に行く機会が持てず(持たず)じっくり探索したことがありません。
大垣~桑名の間も、その昔は水門川~揖斐川を貨物船が行き来していたり、松尾芭蕉の縁の地としても知られていますが、その灯台跡や芭蕉の句碑も多数残されていますが、
昨年に来客を案内して初めてゆっくりと見たほどです。
灯台下暗し、日記を拝見して近隣の探索もしてみたくなりました。
いつも有難うございます。
投稿: ビンタン バリ | 2008/12/02 07:34
自転車のお豆腐やさんですか!
懐かしいですね~。
ぜひ行ってみたいです。
投稿: 通勤ウォーカー | 2008/12/02 08:17
ビンタン バリさん
近いところはいつでも行ける気がして、それでいて、なかなか行けないものですね~
大垣の灯台跡、芭蕉の句碑、今は綺麗に整備されていますが、当時を忍ばせますね。
私は高校の3年間を大垣で過ごしましたので、いっそう思い入れがあるんですよ・・o(*^-^*)oニコッ!
通勤ウォーカーさん
お豆腐やさんのラッパの音、今では殆ど聞けませんよね。
輿町の取り残されたような街並によく似合っていました(^_^)
投稿: ふぅ | 2008/12/04 04:23